「社会人になるって、こういうことか」──新人研修の1日
こんにちは、弥杜工業です。
だんだん暖かくなりぽかぽかしてきました。事務所でのお菓子タイムが癒やしになっている私です。
さて、今回は、新しく仲間に加わった社員たちの「新人研修」についてご紹介します。
高校を卒業して入社してくれた事務スタッフと、中途で入社したベトナム出身の社員。
ふたりはほぼ同期なので、一緒に研修をしました。事前に奈良県中小企業家同友会が主催する「新入社員研修会」にも参加してきてもらいました。
弊社ではオリジナル研修を実施しています。今からそのことについてお話しますね。
「学生」と「社会人」の違いから始まり、「信頼される人」になるために必要な行動や姿勢を学んでもらいました。
- 時間を守ること
- 言い訳ではなく改善をすること
- 指示を待たずに動くこと
それは、技術や知識よりも先に「心構え」から育てたいという、私たちの思いにもつながっています。
研修では「キャリアとはなにか」というテーマにも触れました。
どんな風に仕事と向き合い、どんな風に成長していくのか?
ただ与えられたことをこなすのではなく、自分の行動や成果が周囲にどう影響するのかを考える視点。
それは、社内でも日々大切にしている価値観です。
研修では「日報」についても学んでもらいました。
- なぜこの作業をしたのか?
- どんな成果があったのか?
- 次に生かすためにどう考えたか?
「ただ書く」のではなく、「考える」日報。
これができると、自分の仕事がどんどん深く見えてきます。
だからこそ、なぜ書くのか?何を見ているのか?を丁寧に説明するようにしています。
研修が終わって、「頭ではわかっていても、実践するのは難しそう…」という感じを少し見受けました(笑)。
でも、それでいいんです。大切なのは「意識して取り組む」こと。自分の行動を振り返って少しずつ変えていくこと、行動すること。
私たちは、毎日の仕事の中でそれをサポートしています。
たった2時間半の研修でしたが、内容はとても濃く、大きな学びのある時間になりました。
そしてこれからが本番です。仕事は簡単なことばかりではありませんが、周囲に支えられながら「考える力」「行動する力」を育てていってほしい。これからの成長がとても楽しみです。