毎朝のラジオ体操が会社を変える?─弥杜工業の習慣
皆さんは、「ラジオ体操」と聞くとどんなイメージを持たれますか?子どものころの夏休みや学校の体育の時間を思い出す方も多いのではないでしょうか。
実は、弥杜工業では、毎朝の作業前にラジオ体操を実施しています。これはただの習慣ではありません。社員一人ひとりの「安全」と「健康」を守るために、とても大切な取り組みなのです。
建設現場では、少しの油断や体の不調が思わぬ事故につながることがあります。体がこわばったまま重い資材を持ち上げたり、高所での作業に入ったりすることは、けがのリスクを高めてしまいます。そこで私たちは、「一日の始まりに体を動かしてほぐすこと」をルール化しました。
毎朝、事務所前で輪になり、ラジオ体操第一を元気よく実施します。最初は少し照れくさそうにしていた若手社員たちも、今では先頭に立ってリードしてくれるまでになりました。「今日はちょっと体が重かったけど、体操したらスッキリした」「体を動かすことで集中力が上がる」など、社員の声も前向きです。
ちなみに、日によっては関西弁バージョンのラジオ体操が使われることも。
「腕、思いっきりのばしてや~!」「腰まわすで~!」などの掛け声に、思わず笑いがこぼれる場面もあり、体操の時間がちょっとしたリフレッシュタイムになっています。
また、ラジオ体操にはコミュニケーションのきっかけとしての役割もあります。作業開始前に全員が顔を合わせ、「おはようございます!」と元気な挨拶を交わすことで、チームの一体感も生まれています。
地味な取り組みに見えるかもしれませんが、こうした「当たり前のことを、毎日きちんとやる」姿勢が、現場の安全と信頼につながっていると私たちは考えています。
これからも、ラジオ体操を通して、元気に・安全に・笑顔で一日をスタートできるよう、社員一同励んでまいります。
