「助かったわ。ありがとう!」
弥杜工業が“選ばれる理由”は、技術だけじゃない。
「30分以内には行ってるよ」
この一言に、すべてが詰まっている気がします。
ある日、地域の方から「トイレが詰まった」と連絡が入りました。
もちろん社長自ら現場に向います。大きな工事でも、契約が必要な案件でもありません。
ただ「困ってる人がいる」と聞いたら、自然と体が動いてしまう――それが、弥杜工業のスタイルです。
「社長の顔見たら、なんかホッとしたわ」
そんな言葉をかけてもらえるのは、技術力以上に“人との関係”を大切にしてきたからかもしれません。
工務店じゃない。でも、それに近いこともしている。
弥杜工業は、いわゆる「工務店」ではありません。
ですが、地域のあちこちから「ちょっと見に来てほしい」「ここ、直せる?」と声がかかるのは日常の風景。
玄関の鍵がゆるんでいる
中学校のドアが閉まらない
電球が交換できない
パーキングの舗装がへこんでいる
本来の事業範囲とは少し外れることもあります。
でも、「それ、ウチじゃないんです」とは言いません。
頼まれたら断らない。
その姿勢が、いつの間にか“地域の安心感”そのもの”になっていたのです。
大事にしているのは、「仕事の前にある関係」
現場では、工事中にも社長が近所の人と立ち話をする光景がよく見られます。
「ついでにうちの中も見てくれる?」
「お隣さんも困ってるみたいで」
最初はほんの一言の頼まれごと。
でも、丁寧に応えているうちに、人との関係ができあがっていく。
その後、見積もりの相談が入り、やがて正式な仕事につながることもあります。(そうじゃないことの方が多いですが笑)
「都合よく使われている」のではなく、「関係が始まる」きっかけになっています。
そんな人と人とのつながり方を、弥杜工業は大切にしています。
自治会からも。「まずは弥杜さんに相談しよう」
こうした日々の対応が評価され、今では地域の自治会などからも直接ご依頼をいただくようになりました。
案件の大小や形式にはこだわりません。
個人でも法人でも、まずは話を聞くところからスタートする。
「この会社、なんでもやってくれる」
それはある意味、間違いではありません。
でもその裏側には、人とのつながりに対してまっすぐな社長の人柄があります。
若手から見たら、ちょっと不思議な会社かもしれない
「社長って、なんでそんなに頼まれごと断らないんですか?」
新人が聞くと、社長は笑ってこう言うかもしれません。
「断る理由、ないやん?」
それが仕事にどうつながるかなんて、今はわからない。
でも、誰かの困りごとに応えることで、弥杜工業は信頼を積み重ねてきたのです。
そんな社長の姿勢を、若手スタッフたちは「当たり前」のように見て育ちます。
ある日、スタッフが自然と言ったんです。
「それは、行ってあげなあかんやつですね。」
誰かに頼られたら、できる限り応えようとする。
小さな依頼でも、真剣に受け止める。
そんな“空気”が、弥杜工業のチームには、ちゃんと根づいています。
社長の背中を見て育ったスタッフたちが、今では同じように動くようになっている。
それって、とても自然なことのようで、実はすごく特別なことだと思います。
弥杜工業には、地域との信頼関係を丁寧に育ててきた歴史が詰まっています。